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zoom RSS バーチャル戦時下体験「この世界の片隅に」

<<   作成日時 : 2017/02/12 00:58   >>

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今日は関内のニューテアトルという映画館で「この世界の片隅に」という映画を見に行きました。
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前々から気になっていた映画で、更に昨年のキネマ旬報1位にもなり、近場で観れんかのう、と探してました。そうしたら近場のニューテアトルでは今日が公開初日で、しかも監督さんご自身の舞台挨拶もあるということで、これは行かなくちゃというわけで行って参りました。

感想は、とにかく生きてるうちに映画館で観れて良かった、の一言につきます。しかも監督も目の前に…。
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私は昨今の「日本スゲー!」番組ばやりは、実際にもはやそれ程に凄くはないのに自画自賛にも程があると常に斜に構えて見てます。尊大さは油断に繋がりますからね。

が、この作品は原作や監督の才能のみならず、日本のアニメや映画界や歴史や、もう何もかもがバーッとダイヤモンドのごとく結晶し、燦然と輝きを放った作品な気がしました。これはもうスゲー!!で良いんではないかと。いつもは日本のくっだらない映画なんか海外行った時に恥ずかしいから、もう海外に配信すんなよ?、と悪態をついてます。が、本作はもう早く広く世界中に配信して欲しいと心底思います(そのためのクラウドファンディンもあったみたいですが、一日で埋まったとか…残念!)。
もしアメリカならアカデミー賞最優秀作品賞他V8V8になってもなんの不思議もない歴史的作品なんではないですかね。漫画でも読めますが、アニメ映画はやはり音(のんさん他)がありますから、また違うかとも思います。

(もう海外でもやってるのかな。英語のコメントも大絶賛ですね)


内容は、優しい絵柄で想像していたのとは裏腹に、もはやバーチャル戦争体験と言っても良いほど激烈なものでした。トラウマになりそうなくらいに心に突き刺さりまくりです。映画館内はもうそれは大変なことに…。
強烈な映画にはよくありますが、映画館を出ても暫くは現実と映画の境界の区別がつかない、ぼーっとなってしまう現象に見舞われました。
直近ではマッドマックス怒りのデスロード以来です。しかしマッドマックスも超えて来ちゃったなあ、これは…。因みにライムスター宇多丸さんの得点は、マッドマックス5000億点、本作5000億点(笑)ということで拮抗。むー、確かに甲乙付けがたいですが…こちらは片淵監督さん目の前に居ますから、こうなったらもうやっぱり6000億点!。いや監督居なくたって私的にはマッドマックスちょっと超えたかなあ、と思いました。
※本作からすればマッドマックスはフェミニンで優しい映画だったなあ。だって奥さん(達)が家出したからと皆んなで迎えに行くというお話しなんですよ?、武装して(爆)。

(見た目はまるで優しくないが…)
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(この上下のシーンの素晴らしかったなあ…)
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しかし、こんな人らがお迎えに来たら、そりゃあ奥さん(達)も逃げるわな(笑)。

この世界?は、ほんわかした絵に対し兵器類のディテールは精緻、しかし優し?く見える戦艦大和です。でもこちらはアメリカ軍を木っ端微塵に粉砕するために作られた武器であり、ひとたび46cm砲が炸裂したら、いくらエレキギターから火を吹いたところでイモータン軍もなんもかんも一緒くたに、一撃で殲滅可能。つまり優しくはないんです。
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街のディテールは監督いわく大変こだわったとのこと。この広島の街角にいる人は本当に実在した人を描いているそう。
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また、劇中、結構鳥が重要なんですが、以前貼ってあったらしいポスターの原作者こうのさんのサインにはインコちゃんが!!ほ、ほすい…。今は無かったです…。
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ところでバーチャル戦時下を体験するには、空襲や機銃掃射の、カラダが張り裂けるような音が必要ですので映画館かまたは自宅ならちゃんとしたシアターシステム必須です。ここは力説します。必須です。

ニューテアトルはボロいですが、それでもスクリーン後ろにはセンタースピーカー、両サイドにはホーンのついたスピーカーがありますので、結構ガツンとした音が出てました。感情移入するには十分でした。
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ニューテアトル的には、ずっと前に見た「横浜メリーさん」以来の衝撃でした。昨年の映画ではありますが、私が2017年中にこれから見るであろう映画も恐らく年内に本映画を超えられる映画はないだろうな、と思うので私的2017年トップ映画にしてしまおうと思います。これはもう完全にぶっちぎりでしょう。私的トップ映画の1つに加えたいと思います。

というわけで私的な今んとこトップ映画
・2001年宇宙の旅(あまりに斬新)
・この世界の片隅に(激烈)←
・横浜のメリーさん(近所過ぎて慟哭)
・マッドマックス怒りのデスロード
・ダークナイト(ヒースレジャーが)
・ザ・パシフィック(ドラマですが)
・トラトラトラ(CGなし)
・時計仕掛けのオレンジ(イカれ過ぎ)
・未知との遭遇(オルガンが)
・イージーライダー(南部怖い)
・釣りバカ日誌10(何故か好き(笑))
・ゴッドファーザー(欲望の果て)
・アメリカン・ヒストリーX(KKK)
・帰ってきたヒトラー(間違いなく洗脳)
・ふしぎの岬の物語(実在。しょっちゅう行ってるので…)
・番外トラウマアニメ:ピカドン(原爆)
※他にもある気がしますが、記憶力のない私にもガツンと記憶に残っているものです。

監督さんも舞台挨拶で是非ネットで広げて下さいと言ってましたので、ブログに記しました。しかし監督さん自らお願いしなくても、もうぶっちぎりですから全く心配ない気がいたしました。
(海外公演のための資金集めは、たった一日で集まったみたいですね。あぁ、是非とも募金したかった…。)
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ところで片淵監督は、戦闘機ゲームの脚本とかも手掛けてるようです。だから戦艦や戦闘機、対空砲などのシーンもリアリティ抜群なんでしょう。アメリカの戦闘機記録なんかも調べ上げたみたいです。他にも全く雰囲気の違うアニメを手掛けてるようで驚きます。プロですね。


上映後のニューテアトルは何か事件でもあったのか、というくらいに何か騒然としてました。
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半日経ってもまだ余韻が抜けません。いやはや強烈な体験でした…。
ちなみに音楽もよかったなあ?。



追記:このアニメは原爆はメインでは無かったのですが、広島が舞台というのもあり原爆について本作鑑賞前に軽く予習してました。以下、知りませんでした。

トルーマン大統領は実は市街地への原爆投下は反対していたこと。
しかし軍は被害が最大化でき、かつその効果を実験したいため、どうしても市街地に落としたく大統領の反対を抑えて落としたこと。
実験だけなら瀕死の人にプルトニウム注射する実験とかしていたこと(酷過ぎ)
あまりの惨劇にトルーマンは自分の判断であるとしたこと。
また本来起こり得なかったであろう本土決戦での被害縮小という言い訳を後付けで考えたこと。
更に毎週一発づつお見舞するつもりであったこと。
戦後も治療せずひたすら経過観察していたこと(医師には苦痛だったよう)。

などです。
(これらアメリカの研究者が言ってました)


また、大本営の諜報機関も広島・長崎の原爆投下の兆候は投下5時間前に捉えていたそうで、広島は不確定過ぎたにしても、長崎の時は諜報機関では把握していたそうです。しかし大本営はソ連参戦で忙しかったのかなんなのか長崎の司令部にも連絡はしなかったそうで、紫電改で広島上空を飛行中に原爆に遭遇し、直後に長崎に居た戦闘機パイロット本田稔氏は何故連絡をしてくれなかったのだと絶句していました(ただ3発目の原爆には迎撃する方針にはなっていたようですが)。
ほんっとに、日米共に酷い話です…。

ただ(ここからは、たった今「この世界?」を見た直後ですし、広島・長崎原爆当事者には当然許せない言説でしょうが)もし70年前、広島・長崎の原爆投下が無く、その後の冷戦や現代を迎えていたら…果たして今どうなってたんだろうとも考えてしまいます…。
北朝鮮やら福島やら、未来もかなり不安定な状況ですが、しかし広島・長崎が無ければいつかどこかでもっと強力なヤツがもっと気軽に発射されてた、もしくはされちゃうとも考えてしまうんです…。発射されたら広島長崎は無駄死になってしまうし、被害は何十倍というか全滅かもしれませんが。
また仮に当時日本が先に持ってたら、アメリカ本土はムリとしても、これはもう恐らく迷うことなく沖縄沖の米艦隊あたりに特攻自爆でしたよね(故に北朝鮮は結構ヤバイ気がする)。

※因みに戦後アメリカは原子力は素晴らしいキャンペーンをしたわけですが、その中で子供向けに原子力実験キットみたいなものまで売られていたそうです。
ええ!被爆しちゃった子供いるんじゃないの!?と思う反面ガジェット好き的な私は、ちょ、ちょっと欲しいかも…と思いました(汗)。原子力スマホとか、原子力真空管アンプとか原子力デュアルモノDACとか…て、低音が…(病気)。
※原爆の話の最後に不謹慎極まりないですが何卒ご勘弁を(手塚治虫先生の鉄腕アトムだって原子力ロボットですし…)。

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しかしねえ、第二次大戦と後に続く冷戦などの歴史、エネルギーがない日本の事情などの背景が、原子力利用を進めて来たんだと思いますが、福島やら東芝の惨状、北朝鮮なんかを見るにつけ、まだ人類には早すぎたシロモノだなあと感じます…。

しかし核兵器は今や通常兵器として使えるよう改良されて来ているようで、脅威は増しているみたいです。
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(こんなちっさい弾頭で広島の2倍の威力!)
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いつどこで、は不明ですが、バーチャル体験では済まない時代になりつつあるのかも…。
(こちらの動画は広島向かいの江田島に居た特攻隊員が見た投下直後の広島。焼け焦げた死体の写真より悲惨さが伝わってきます。)

※因みに、北朝鮮に関しては脅威と遺憾砲とか言ってないで、安倍首相はパチンコ御殿生まれですし、日米共に既にある種の国家社会主義的独裁国家になりつつありますし、いっそ新枢軸国として日米同盟と共にさらにロシアも含めて同盟を結び、パチンコカジノ含めた圧倒的な経済援助と共に拉致被害者は返してもらい、もうなにがなんだかわかりませんが念願の覇権国家中国包囲網を完成させたらどうでしょう。
日米ロ北同盟、い、意外にも親和性高い気が…(汗)

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